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自分を変えるのも働き方を変えるのも,法則がわかればかんたんです。当ブログでは,様々な法則を紹介します。

指導者の常識!声かけの仕方で相手の理解レベルが変わる!

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はじめに

今回紹介する内容については,多くの本でも言われていますし,このブログでも何度か紹介しています。

指導者にとっては常識とも言えることなのです。

しかし,未だに浸透していないように感じます。

それは相手(いわゆるメンティ)への声かけの仕方です。

ほんのちょっとの違いで,同じことを伝えるにしても,相手に与える影響と相手の理解の度合いは大きく変わってきます。

そこで今回はメンティへの正しい声かけの仕方について紹介します。

子育て中の保護者の方々も必見です。

 

声かけのポイント

相手に指導するとの声かけのポイントはたった1つです。

それは否定形で指導しないということです。

具体的に説明します。

おそらく全国各地の学校で指導されているであろう,廊下歩行を例にしましょう。

みなさんも過去の学校生活の中で一度は「廊下を走るな!」と指導されたり,指導されている友達を見たりしたことはありませんか?

おそらく,「廊下を歩く」というルールが設けられてから,今の今まで教員が注意し続けてきたことだと思います。

何十年もこのルールが守られないのはなぜなのでしょうか。

子どもの特性があるのもそうなのですが,一番の原因はこの声かけの仕方が一番悪い指導の典型だからなのです。

「廊下を走るな!」という指導は一体何を伝えたいのでしょうか?

ちょっとふざけた子どもならば,「じゃあスキップにします」と言い返してくるかもしれません。(まぁ火に油を注ぐことになるのですが・・・)

「廊下を走るな!」という指導は相手に正しくはどうしたら良いのかを伝えていません。

これは指導ではなく,ただの注意です。

正しく指導するのならば,「廊下は歩きなさい!」と言わなければならないのです。

指導とは,行動を指示し,正しく導くことなのです。

あれはだめ,これはだめ,それは違うなどと否定するだけでは指導にはなりません。

つまり,相手へ指導する時には否定形の言葉は使ってはいけないのです。

どうするべきなのか,という正しい行動を伝えてあげなければなりません。

「うそをつくんじゃない!」は「正直に話しなさい!」になりますし,「人を叩くんじゃない!」は「言葉でちゃんと伝えなさい!」になるのです。

子どもへの指導の例が多くなってしまいましたが,相手が大人であっても同様です。

否定形では指導しません。

「遅刻するな!」は「10分前には出勤しなさい」ですし,「楽観的に考えるな!」は「不測の事態にも備えておきなさい」になります。

どんな場面,どんな相手であっても,指導する時には否定形の言葉は使わず,どうしたら良いのかを相手に伝えるようにしましょう。

 

与える影響の違い

この否定形の言葉を使わず,どうすべきなのかを使えるという指導は相手に与える影響が大きく変わってきます。

1つは単純にどうしたら良いのかが伝わるということです。

先述したように「廊下を走るな!」では,どうしたらよいのかがわからない可能性があります。

「そんなこと誰でもわかるでしょ・・・」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら,その「誰でもわかるでしょ」が増えていくと,その中にはわかっていない人も出てきてしまうのです。

ですから,常に「どうすべきなのか」を伝えることを習慣にしましょう。

「どうすべきなのか」を伝えることに損はありません。

2つは相手に与えるイメージの違いです。

「今から白くまのことは絶対に考えないでください」

と言われたどうでしょうか。

頭の中に「白くま」が何度も登場してきませんか?

これと同じで,「こうするな」と言われるとその「してはいけない行動」のイメージが頭に浮かんでしまいます。

「ネガティブになるな」と言われると「ネガティブな自分」を想像しますし,「遅刻するな」と言われると「遅刻する自分」を想像するのです。

逆に「シマウマのことを考えてください」と言われたらどうですか。

ひたすらシマウマのことを考えればよいのですから,白くまのことなんて考えないはずです。

つまり「何かをしない」よりも「何かをする」方が簡単なのです。

「ポジティブに考えよう」と言われればポジティブについて考えているうちにネガティブな考えは消えていくのです。

「10分前には来い」と言われれば10分前に行くためにはどうしたらよいのかを考えるようになるのです。

また,人は無意識のうちに想像する自分に自分を近づけていく習性があります。

ですから,そう言われれば言われた分だけその結果を招く可能性が高くなることになります。

 

終わりに

ほとんどの人が「否定形」で相手を指導することに慣れています。

反射的に何かを指導しようとすると「否定形」になるのではないでしょうか。

それはこちらが楽だからなのです。

相手の間違った行動を見て,それをただ否定するだけなのですから。

しかし,それでは指導者としては未熟としか言えません。

指導する立場である以上,相手よりも大変なことが増えるものなのです。

反射的に言うのではなく,考え,相手により良く伝わる言い方を考えなければならないのです。

指導者の方々,保護者の方々,これから親になる方々には,この正しい声かけの仕方をぜひ覚えておいてもらいたいと思います。